岐阜県関市は、ドイツのゾーリンゲンと並ぶ刃物の産地。
その起源は鎌倉時代まで遡り、
長良川の豊かな水を活かした刀鍛冶の要地として発展してきました。
ご紹介する志津刃物製作所の屋号は、
関の地に移り住み数々の銘刀を手掛けた名匠志津三郎に因んだもの。
1959年、一人の研磨職人によって創業された同社は
創業当初からOEMによる生産を中心に製品づくりに邁進し、
2006年からは、“使うほどに愛着の湧く、
長く使ってもらえる商品づくり”をコンセプトに、
自社ブランドによる商品開発にも注力しています。

同社は包丁を中心に生産を手掛けています。
そして、その魅力は創業当初からの得意分野でもある
研磨の技術を生かした「切れ味」にあります。
そのために、理想の手触り、理想の刃先を目指して、手で削り、
手で磨く研磨職人の養成に力を注いでいます。
それによって培われた研磨職人の技は、
機械加工ではできない美しい曲面や金属光沢を産み、
刃物以外の異業種におけるモノづくりにも活かされています。

機能性とデザインを両立させた特別な包丁をご用意致しました。
大切な方への贈答用にもおすすめしたい一品です。