輪島キリモト

器から家具まで新しい漆の可能性を創造
江戸後期から200年以上続く創作工房

石川県輪島市は有名な木製漆器「輪島塗」の生産地。
ご紹介する〈輪島キリモト〉は、この輪島の地に江戸時代後期から
約二百年以上にわたって木と漆の仕事に携わってきた歴史ある創作工房。
漆器店を創業母体とし、五代目の時代に朴木地屋に転業、
六代目からは家具なども手がける体制を築き、
工業デザインを学んだ七代目の元、
木地から漆塗までを手がける現在の一貫体制のスタイルが出来上がりました。

輪島塗が江戸時代半ばから大切に守ってきた珪藻土を焼成粉末にした
希少な下地材・輪島地の粉の活用方法を再研究して完成した
独自の「m‌a‌k‌i‌j‌i(蒔地)技法」シリーズと「千すじ技法」シリーズは、
ガラス繊維に匹敵する表面硬度を持つため、金属カトラリーの使用が可能。
また、オリジナルで編まれた麻布と漆を活かし、
洋食プレートはもとより家具天板等にも応用できる「漆布みせ技法」、
木目をより美しく際立たせ、洋食にも適したデザインを生み出す「拭漆技法」等、
そのプロダクトは、外資系ホテルレストランや飲食店のカウンターといった内装、
地下鉄や公共施設のアートワーク、
個人邸のダイニングテーブルや家具全般までの実に幅広い分野において漆の可能性を広げ、
輪島で長年モノ作りに携わりながら漆の新しい世界を切り開く存在となっています。

下記よりご購入いただけます。

200年の歴史を誇る「輪島キリモト」の木製漆器。
その見た目の美しさは、ご自身のテーブルを彩るのももちろん、贈り物としても喜ばれること請け合いです。

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