福珠窯

伝統を守りながら常に新しく
贅沢だけれど普段に使える丈夫な器

「染付」の青、そして「赤絵」の赤・緑・黄色、
カラフルながらも優しく落ち着いた色合いに思わず見惚れる。
ご紹介する〈福珠窯〉は、有田焼の老舗・香蘭社の絵付け部門の伝統工芸士であった
初代福田清太氏が独立し、1955年に創業した。
「染付」と「赤絵」の高い技術を要する「染錦」と呼ばれる器づくりを得意とする窯元だ。
創業当初は箸置きなどの小物を手掛け、
次第に全国各地の高級料亭に向けて器の製造を増やし、
2代目福田雅夫氏に替わってからは、家庭向けの食器を幅広く手掛けるようになる。
現在は3代目窯主となる福田雄介氏が、
伝統を大切にしながらも現代のライフスタイルに合ったデザインの器を世に送り出している。

〈福珠窯〉が心掛けるのは、“ひとつひとつが贅沢な普段使い”の器であること。
末永く使い続けていただくために、
いつの時代も普遍的に美しく感じられるものづくりを意識して、
初代からの伝統を大切にしている。
それぞれの工程を熟練した職人が手掛ける中で特徴的なのは、
絵付師全員が女性であること。
同窯の製品に優しい温もりを感じるのはここから生まれるのかもしれない。
その優しさを感じる作風とは異なり、
日々ハードに使用されるプロユースにも耐える強さを併せ持つのは、
高温で長時間かけてしっかりと焼くためだ。
家庭での普段使いならば、20年、30年と使い続けることができる。

下記よりご購入いただけます。

伝統的だけど新しく、おしゃれだけど丈夫な「福珠窯」の食器。
気持ちも豊かになる器で日々、料理の盛り付けを彩ってみてはいかがでしょうか。

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