創業1918年。海産物問屋から始まった「川原食品株式会社」は、
100年を超える歴史の中で養ってきた海産物を保存する
塩漬けや粕漬けといった漬物の技術を使用して「柚子こしょう」づくりを行っている。
1969年には自社で柚子を生産するために植樹を始め、
人が手を貸すのは草刈りと剪定作業のみ。
農薬類はもちろん、水や肥料も与えない完全自然農法で、
種から20年近い年月を経てようやく実る希少な「実生柚子」と、こしょう=唐辛子も、
昔からある在来種を使い、毎年収穫する唐辛子から採った種で次の唐辛子を栽培するこだわり。
もちろん農薬は使用しないで栽培しています。
全ては、“人と自然の繋がりを考え、安心して口に運べるものをつくる”という強い想いからです。
2009年に、〈MIFUKUAN〉として商品のブランド化を図り、
3色の「柚子こしょう」は他には無いものに。
熟す前の青い柚子果皮と青唐辛子を使った「香りの青」、
熟した黄色い柚子果皮と熟した赤唐辛子を使った「辛さの赤」、
黄色の唐辛子と黄色い柚子果皮をたっぷりと使った「柚子感たっぷりの黄」。
それぞれ味と香りに違いがあり、お好みで料理に使っていただけます。
中でも黄色の「なま柚子こしょう」は「黄金」と冠名が付き、
国際線ファーストクラスの機内食にも採用され、世界の食通を虜にした逸品です。
これまでの柚子こしょう以上に味の幅を広げてくれる調味料として、
食卓に至福のひと口を運んでくれます。