いずしとは、飯寿司とも書きます。
この飯寿司は現在の寿司の原型である日本古来の発酵食・なれずしの流れを汲むもので、
北の海で水揚げされる魚を使いじっくりと時間をかけて発酵させる北海道の伝統的な郷土食です。
「株式会社中井英策商店」の〈キンキいずし〉は、
脂の乗った高級魚であるキンキ(アラスカキチジ)の切り身を米・糀・野菜で重ね漬けして発酵熟成させた逸品で、
発売開始から45年、総販売累計が500g樽換算で150万樽を突破する一大ロングセラーです。
漬け込む魚に、鮭やホッケ、ハタハタ、ニシンが多用される中、
だれも挑戦したことのないキンキを業界で最初に試し、試行錯誤の末商品化。
現代人の好みに合う風味にアレンジされたキンキいずしは、
なれずしが苦手な方も思わず箸が進む食べやすさが人気を博し、
「上品で癖の無い味」「お酒は勿論、ビールやワインにもピッタリ」「家族全員で食べられる」といった喜びの声が数多く寄せられ、
北海道の名産品としてもすっかり定着しました。
なかなか海を越える機会がなくて…という方も、
極上のいずしの味をお供に、舌の上の北海道旅行を愉しんでみてはいかがでしょうか。